ガチンコレビュー<噂のカーグッズ試してTRY>
キズ消しを謡う商品ってホントに消えるのか!?
ひっかきキズは補修用塗料で目立たなくできる!
次は、塗装面のひっかきキズ、コインなどで故意に付けられた「10円パンチ」とも称されるキズ、あるいは塗装の剥がれ。ボディの目立つ部分にできたこの手のキズ、目に入るたびにため息が出てしまうことってありませんか? ここで試してみたのは補修用ハケ塗り塗料の「カラータッチ」。
メーカー、車種ごとの純正色に合わせて調整されているので、購入時には自分の車種、ボディーカラーにマッチするか必ずチェックしましょう。ペンタイプなので初心者でも手軽に使用できます。キズを目立たなくしてくれるだけでなく、サビの防止効果もあるのだそう。
では、早速、塗ってみましょう・・・と、ここで武蔵ホルトの石井さんからストップが。このまま塗ってしまうと「ミミズ腫れ」のようなムラになってしまうとのこと。
そこで、登場するのがこの「キズお助けセット」という商品。サンドペーパー、マスキングテープ、研磨用ブロッグの3点がセットになったものです。これをどう使うのか?
まずはサンドペーパーでキズの上をなぞるように研磨し、キズ部分に塗料が付着しやすくします。
次にマスキングテープでキズの上下をマスキングします。テープは2枚重ねに。
そして、いよいよカラータッチの出番です。容器をよく振り、ハケ先の余分な塗料を落とします。
塗るときはべたっと塗るのではなく、キズに沿って点々を打つように塗ります。また、キズに対して45度の角度でハケ先を当てるのがコツだそう。塗り終わったら30分ほど乾かし、同じ作業を数回繰り返します。そのあとマスキングテープを剥がし、さらに数日間、乾かします。
もう一度、キズの上下をマスキングし、仕上げに取り掛かりましょう。キズのサイズに合わせた大きさに切ったサンドペーパーをお助けセットの研磨用ブロッグに巻き付け、サンドペーパー表面を水で濡らしたうえで、キズに塗った塗料を削り落とします。
マスキングテープ表面を指でなぞり、塗料を塗った部分がテープより凹んでいればOK。
マスキングテープを1枚ずつていねいに剥がしてください。
仕上げの最後はコンパウンドで磨きます。このミニセットは、研磨性の高い粗目、仕上げ用細目、ツヤ出し仕上げ用極細の3タイプがセットになった少量タイプの研磨剤。
最初は細目で塗布した箇所を磨き、つや出し用の極細で仕上げます。塗布した部分にまだ段差が感じられるようなら、再度マスキングしてサンドペーパーを巻いたブロックで段差部分を削り落とすステップを繰り返します。
キズ、ご覧の通り、消えましたね! すべすべの仕上がり具合です。この補修で使った3商品の合計金額は2,000円程度とととてもリーズナブル。それほど目立たない箇所のキズでまずは試してみてはいかがでしょう?
まずは下の動画↓↓でじっくり予習してからね!
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