デザインは細部に宿る。
雰囲気はまさに旅客機のファーストクラス。上質なインテリアが醸し出す室内空間は、ミニバンという概念ではなく、リムジンと呼んだほうがいいのかもしれません。そんな高級車としてファミリー層から中年世代まで幅広い人気を誇るのがトヨタのアルファードとヴェルファイアです。
名前は聞いたことあるけど、よく知らない、という人のために簡単におさらいしておきましょう。
2015年1月にフルモデルチェンジしたアルファード(写真左)は、先代の印象を引き継ぎながら、中身は大幅に熟成。リヤサスペンションにWウィッシュボーンを採用するなど乗り心地の向上に注力されています。内装の質感も、最上級グレード「エクゼクティブラウンジ」では、航空会社のプレミアムシートをもしのぐ豪華でくつろげる室内空間です。価格ゾーンは幅広く、3,197,782~7,036,691円。
アルファードの兄弟車として誕生したヴェルファイア(写真右)も二代目です。スタイリングは先代から踏襲されていますが、アルファードが華美になったぶん、ブランドの近似性が増したとも言えます。近づくだけでスライドドアが開く新機構など、ユーザーニーズを汲んだ装備も満載。7人乗り・8人乗りが用意され、ふっくらとしたシートは8人乗りでもパーソナル感あふれるものに仕上がっています。価格は3,197,782~7,036,691円。
このミニバン2台の内装デザインや各パーツの素材を細部まで研究し、インテリアのスタイリングや機能性をさらに向上されてくれるのが槌屋ヤックの車種専用品シリーズ。先月の「60系ハリアー専用アイテム特集 ハリアーのインテリアにベストマッチする新作4アイテム!」に引き続き、今月はアルファードとヴェルファイルの専用アイテムを特集しています(「30系アルファード・ヴェルファイア専用アイテム特集 ミニバンの王者をもっとグレードアップ!新作7アイテム」)
なかでも注目したいのは、センターコンソールのシルバーとお揃いの素材でエアコンパネル(吹き出し口)のドレスアップしてくれる「エアコンパネルセット」、シフトゲート右脇のインジケーター周囲と、ダッシュボード奥の左右デフロスターのルーバーをカバーするシルバーパネル「シフトパネルセット」、そしてディスプレイ下のポケットが口を開いたままのナビゲーションレス車(ディーラーオプションナビ装着車)に取り付けるプッシュオープン式のカバー「フロントパネルカバー」は、いずれもアルファード、ヴェルファイアの専用アイテムとして設計されているので、装着しても違和感なくインテリアに馴染み、かつダッシュボード周りをさらに引き立ててくれるアイテムです。「神は細部に宿る」、いえ「デザインは細部に宿る」わけですね。
左よりエアコンパネルセット、シフトパネルセット、フロントパネルカバー。
このほか、特集で紹介しているのは、ドアポケットにさりげなく収まり、ワンプッシュで開閉できるフタ付きの「サイドBOXゴミ箱」、インパネのピアノブラックパネルと近似の素材を使った「ナビシェード」、USBポート、アクセサリーソケットを2つずつ増設してくれる「コンソール電源BOX」、そしてシフトゲート脇のポケットを上手に活かしたアイデア商品「スマートフォンホルダー」の合計7アイテム。
もちろん、いずれのアイテムも動画で紹介していますから、その魅力を余すところなく実感していただけるはずです。あたかも最初からそこにあったかのように、さりげなくそこに存在しながらもオーナーの心を満たしてくれるのは、アルファード&ヴェルファイアの専用品としてデザインされたアイテムだからこそのなせる技と言えるでしょう。