ガチンコレビュー<噂のカーグッズ試してTRY>
キズ消しを謡う商品ってホントに消えるのか!?
ドアミラーやバンパーの擦りキズならスプレーがお手軽!
駐車場のブロック塀でこすったバンパー、自転車に当てられたドアミラーの擦りキズ・・・誰でも一度は経験したことがありますよね? 次はこうした擦りキズを目立たなくする補修方法を試してみましょう。
使うのはこれ、人体や環境にやさしい水性タイプの塗料「キズかくしペイントセット」です。スプレー式の塗料ですが、従来品のようなシンナー臭がなく、乾燥前なら洗い流せるので、安心して失敗できます、何度でも(笑)。使い切りの少量パッケージで、ホワイト、ブラック、シルバー、グレー、ブルーの5色がラインナップされてます。
前処理として、キズのささくれや凸凹を水に濡らしたサンドペーパーで研磨して表面をできるだけ滑らかにします。サンドペーパーを水に濡らすと、余計なキズが付きにくくなります。
指で研磨具合を確認しながら磨きます。
磨き終わったらキズ周囲のホコリや油汚れをきれいに拭き取ります。
武蔵ホルトにはこんな商品も用意されています。買い置きしておくと何かと便利に使えそうですね。
いよいよスプレーペイントの出番になりましたよ、皆さん。これがその本体。上部の半透明なアタッチメントに斜めに取り付けられているのが塗料の容器。アタッチメントに取り付ける前にしっかり容器を振って塗料を攪拌しておきましょう。下部の大きな缶容器はガスボンペ(これは絶対に振らない)。つまり、この塗料容器とガスボンベを取り付けたアタッチメントによって、塗料をガスでエアーブラシのように噴出するというわけですね。
実際にペイントする前に、段ボールや板を使って練習してみましょう。これ大事です。ガスボンペのスプレーボタンを押す指先の力加減って意外にむずかしかったりします。
でも、失敗してもご安心を。濡らしたタオルで拭けば、この通り!
一筆書きのようにためらいなくさっとひと吹きで線が描けたら満点かな?
次は本番です。スプレーの場合、ボタンの押し始めに力が入ってしまいます。そこでこのように当て板をキズの横に置いて、その当て板からスプレーをかけ始めるのがコツだそう。さらに、最後のところでは「手首の返し」というハイテクニック(?)でボカシ効果を出せばきれいに仕上がるとも。ふ~む、勉強になりますね。
ビフォー・アフターを比べてみると、きれいに仕上がりました! バンパーの角部分にあったキズ、ぱっと見ではまったくわかりませんね。
「そう言えば、ウチの車もこの間、左前のバンパー、こすってたよな。よしっ!」と思ったアナタ、当て板や手首の返しなどここだけのマル秘テクニック(?)を下の動画↓↓でじっくりチェックしてみてください。
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