ガチンコレビュー<噂のカーグッズ試してTRY>
キズ消しを謡う商品ってホントに消えるのか!?
撮影・取材協力:武蔵ホルト株式会社
ある日、「キズだらけのハイブリッドエンジェル」と名乗るユーザーから一通の悲痛な叫びを訴えるメールがカーグッズフォーカスに送られてきました。「バンパ、ドラミラー、ドアノブは当たり前。ボディーの至るところがキズだらけの愛車を何とか助けてください。ショップにはいろんなキズ消し商品が所狭しと並び、どれを選んだらいいのかわりません。ぜひカーグッズフォーカスでガチンコレビューを!」・・・なんて事実はありませんが(笑)、全国津々浦々、同じような悩みを抱える人がたくさんいるのは事実。「補修なんてやったことない!」という人でも「できた!」となる商品はホントにあるのでしょうか?
そこで今回は各種のキズ補修製品を発売する武蔵ホルト株式会社の協力のもと、こうした商品でどこまで補修できるのか、どんなテクニックが必要なのかを実験で検証してみました。補修に関するアドバイスをいただくのは、同社でテクニカルトレーニングを担当する石井裕樹さん。
では、早速、レッツトライ!
浅いキズ、ちょっとしたキズの補修はコンパウンド(研磨剤)で!
爪や鍵で引っ掻いたドアノブ周囲のキズ、知らないうちにあちこちに付くちょっとしたコスレ。気になり出すと止まらなくなりますね。そうした時に役立つのがコンパウンドと呼ばれる商品。今回は磨き剤とクロスがセットになった武蔵ホルトの「キズ消しセット(スクラッチリムーバー)」で試してみましょう。
これが「キズ消しセット」の磨き剤。これを付属のクロスに付けて磨くわけですね。
小豆から米粒程度の量をクロスに取り、ドアノブのくぼみ付近に点々と。
そして、直線を描くようにクロスで磨き剤を伸ばしながらゆっくりと磨いていきましょう。
すると「あ~ら、不思議」キズが消えてしまいました。この「キズ消しセット」には、磨き剤とは別にもう1本のチューブが同梱されています。それが、ワックス成分を配合したつや出し用です。
クロスも2枚セットになっているので、もう1枚のクロスにつや出しを付けて、磨き剤と同じ手順を繰り返すだけ。磨き剤の残りを拭き取るようにクロスの面を変えてていねいに仕上げましょう。
見た目に輝きが出て、クロスが表面を滑るような感覚になったらOK!
いやぁ、驚きました。ホントにここまできれいになるわけですね。なんだか自分がいっぱしの車乗りになったような気分で、ちょっと感動してしまいます。これなら、補修は初めてという人でも簡単に愛車のお手入れができちゃうわけです。大掛かりな補修の前に、まずコレで試してみましょう!!
手間だけでなく、時間的にも手早くできるその様子はぜひ動画↓↓でご覧ください。
→次ページ 「ひっかきキズは補修用塗料で目立たなくできる!」